日本航空(JAL)は2020年4月20日、6・7月発券分について「燃油特別付加運賃」(燃油サーチャージ)を適用しないと発表した。
JALでは燃油特別付加運賃額を2カ月ごとに直近2カ月間の燃油市況価格平均に基づき見直している。2020年2〜3月のシンガポールケロシン市況価格2カ月平均は1バレルあたり50.62米ドルで、同期間の為替平均1米ドル108.53円を掛けたシンガポールケロシン市況の円貨換算額は6,000円を下回る5,494円だった。これにより、2020年6月1日〜7月31日発券する日本発旅程の航空券に燃油特別付加運賃を適用しない。
燃油特別付加運賃が非適用となるのは2016年4月から2017年1月の期間以来、約3年半ぶりという。