シンガポール保健省(MOH)は2020年3月18日、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染の広がりを抑える目的で設置された複数行政機関でつくるタスクフォースが、国外からの感染者流入による感染拡大リスクを軽減するため、3月20日23時59分から、シンガポールに入国するすべての旅行者、すべてのシンガポール人、永住者、長期パス所有者、短期滞在者に14日間の在宅通知(SHN)を発行することを決めたと発表した。入国に際しては、14日間の滞在場所を明示する必要がある。
トランジットでシンガポールに到着し、空港内指定エリアから離れずに乗り継ぐ場合は、SHNは発行されない。
既に、最近の中国本土、フランス、ドイツ、イラン、イタリア、韓国、スペインへの旅行歴を持つ短期訪問者は、シンガポールへの入国または通過を許可していない。