進出・出資・撤退

CAC Holdings、シンガポールIT企業Mitrais社を子会社化、ネシア市場を開拓

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ITサービスのCAC Holdings(東京都中央区)は2019年9月24日開いた取締役会で、シンガポールのIT企業Mitrais Pte.Ltd.(Mitrais社)の株式100%を取得し、子会社化することを決議した。取得金額は28億9,000万円。10月後半の株式譲渡を予定する。同日発表した。

CAC Holdingsは「DX(デジタルトランスフォーメーション)時代においては、目まぐるしく変化するビジネス環境に合わせて柔軟かつ迅速にシステムを提供することが求められる。短期間でのシステム開発に有効なアジャイル開発手法は、今後、普及が進む」としたうえで、「アジャイル開発をグループ内で推進、強化するため、インドネシアや豪州においてアジャイル開発の実績やノウハウがあり、専門技術者が多く在籍するMitrais社を子会社化することにした。今後は、インドネシア市場の開拓も推し進める」としている。

Mitrais社創業経営者のDavid William Magsonは退任し、CAC Holdingsの日本人社員がインドネシアに駐在する予定。

2019年12月期の業績に与える影響は軽微。

Mitrais社の概要は下記の通り。(2019年9月24日現在)

【所在地】シンガポール共和国
【代表者】Managing Director David William Magson(創業経営者)
【 設立 】2000 年6月16日
【従業員数】475人
【事業内容】ソフトウェア製品の販売・メンテナンス、ソフトウェア開発受託サービス
【資本金】232万9,000シンガポールドル
【発行済株式総数】232万9,000株
【株主および持株比率】David William Magson 69.1%、Elizabeth Veronica Magson 30.9%

【最近3年間の連結業績】

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