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圧力鍋ワンダーシェフ、マレーシア企業と代理店契約締結でシンガポール展開へ

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圧力鍋のワンダーシェフ(大阪府豊中市)は2019年8月5日、マレーシアの調理機器メーカーNi Hsin Corporation Sdn Bhd(NHC社)と、ASEAN市場での中華鍋や圧力鍋を中心とするワンダーシェフ製品の独占販売代理店契約を締結した。

締結式(中央右が伊藤彰浩社長) 提供・ワンダーシェフ

NHC社はアジアの大手メーカーで、OEM(Original Equipment Manufacturer)またはODM(Original Design Manufacturer)の家庭用・商業用の圧力鍋、中華鍋など、あらゆる種類のプレミアムステンレス鋼多層調理器具を提供している。

NHC社のKhoo Chee Kongマネージングディレクターは署名式で、「ワンダーシェフとの独占販売代理店契約は、Ni Hsin Groupの企業史における重要なマイルストーンであり、グループの家庭用調理器具製品のマーケティングおよび販売能力に対する外国企業による信頼を示している。マレーシアは、ワンダーシェフ製品の取り扱いで最初に成功した国になり、進出先はすぐにシンガポール、タイ、インドネシア市場に拡大する」と述べ、「生活水準の向上と富裕層の成長により、ASEAN地域では高品質の調理器具の需要が高まっている。人口6億6,000万人のASEAN地域は重要な市場になる」と付け加えた。

独占販売代理店契約は同日から5年間有効で、両者の合意によって更新するオプションが付いている。

ワンダーシェフは、同社Facebookに「東南アジアの多くの人々に日本の品質で調理を楽しんでいただきたいと思う」と書き込んだ。

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