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JNTO推計、19年6月の訪日シンガポール人4万7,300人=3カ月ぶり前年比増

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日本政府観光局(JNTO)は2019年7月17日、2019年6月の訪日外国人数(推計値)を発表した。訪日シンガポール人数は前年同月比7,325人(18.3%)増の4万7,300人で、3カ月ぶりに前年実績を上回り、6月記録の過去最高を更新した。

JNTOは、増便や機材の大型化による航空座席供給量の増加に加え、昨年は5月末に始まった学校休暇が6月から始まったこと、北海道のラベンダー鑑賞などを目的に訪日需要が高まったことなどが増加の要因と分析している。1〜6月の累計は前年同期比14,481人(7.3%)増の21万4,200人。

周辺国では、マレーシア人は前年同月比5,962人(16.4%)減の30,500人で、前年比マイナスに転じた。JNTOは、昨年は6月に始まった学校休暇が5月下旬から始まったこと、また昨年は3連休となったハリラヤ・プアサ (断食明け休暇)が今年は2連休であったことが影響したとしている。

インドネシア人は6,857人(12.2%)減の4万9,300人だった。JNTOは、ラマダン(断食)期の早まりに伴いラマダン明けの休暇と重なる5月最終週に訪日需要が一部移動したことに加え、昨年5月に就航した航空路線の運休により航空座席供給量が減少した影響が大きかったとしている。

訪日外国人数全体では前年同月比17万5,369人(6.5%)増の288万人で6月として過去最高を記録した。1〜6月の累計は1,663万3,600人となった。

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