アズビルは、2025年10月15日(水)~17日(金)にシンガポールで開催される第8回「Industrial Transformation ASIA-PACIFIC(ITAP)」に出展する。
ITAPは世界最大級の産業見本市「ハノーバーメッセ」の提携イベントとして開催され、複雑なサプライチェーンやエネルギー需要への対応、柔軟な運用体制の構築など、製造業が直面する課題解決に向けた最新技術が紹介される。
アズビルはITAPを東南アジアやインドでの協業を強化するための重要な手段の一つとして位置付けており、予防保全、エネルギーの最適化、安定運用を実現し、工場・プラントやビルにおける現場作業の効率化、運営や生産性向上を支援するAIやビッグデータなど先進技術を活用した包括的なソリューションを展示する。
さらに、10月に発売を開始した新調節弁「6000シリーズ」をはじめとしたコントロールバルブ、ポジショナ、メンテナンス・バルブ解析診断サービスなどの関連技術を統合した「CVトータルソリューション」についてのプレゼンテーションを行う。
◇Industrial Transformation ASIA-PACIFIC(ITAP)
【 会期 】2025年10月15日(水)~17日(金)
【 会場 】Singapore EXPO, Hall 3&4(アズビルブース:Booth 3D17)
【出展内容】
プロセスオートメーション
・バルブ解析診断サービス:制御バルブの状態をデータで診断し、異常の早期発見・安定運用・保全最適化を支援
・AIベースCBMプラットフォーム BiG EYES MM™(参考出展):AIが設備状態をリアルタイムに監視し、CBM(状態基準保全)を実現
・新調節弁6000シリーズ:コンパクトなアクチュエータを搭載し、高性能・高精度かつ安定した流体制御を実現
ファクトリーオートメーション
・NC旋盤向け刃具異常検知ユニットU4DM01(参考出展):NC旋盤に簡単設置、複雑なデータ解析やプログラム変更が不要
ビルディングオートメーション
・インテリジェントビル管理システム(IBMS):オープンアーキテクチャを採用したプラットフォームにより、直感的な可視化・運用の最適化・エネルギーコストの削減・居住者の快適性向上を実現する統合ソリューションを提供
・チラープラント・エアサイドデジタルツイン:熱源設備や空調システムのリアルタイム仮想モデルを構築し、建物や工場における設備運用の最適化や劣化予測を可能にすることで省エネルギーを実現
◆プレゼンテーション「CVトータルソリューション:Comprehensive Excellence for Valves and Beyond」
【 日時 】2025年10月15日(水)15:30~15:45(シンガポール時間)
【 会場 】Industrial Innovation Stage(Hall 3&4)