吉野家ホールディングスは2025年9月25日、アジア地域の吉野家を対象とした実技大会「アジアカップ」を東京で実施した。
吉野家では日本国内で1977年より「肉盛り実技グランドチャンピオン大会」を開催し、「美味しい煮肉」「盛り付けの速さ・美しさ」「お客様への目配り・気配り」など、技術や運営に関する約 70項目を審査してチャンピオンを決定している。その国際版が「アジアカップ」で、昨年の香港での初開催に続き、今年は東京で2回目を開催。決戦の舞台となった吉野家有楽町店では、台湾、シンガポール、フィリピン、インドネシア、モンゴルの代表6名が牛丼の煮肉や盛り付けなどの技術を競った。

牛丼の煮肉や盛り付けなどの技術を競う各国代表(左から台湾、シンガポール、フィリピンの代表)
審査の結果、台湾代表が優勝、準優勝はシンガポール、3位はフィリピンが入賞した。表彰式では、各人の煮肉・盛り付けの様子を録画した動画を投影し、審査員が良い点や改善点をフィードバックした。大会後には懇親会も行われた。