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在シンガポール日本国大使館、電子たばこの規制強化に関して注意喚起

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在シンガポール日本国大使館は2025年9月16日、シンガポールにおける電子たばこ規制に関して、邦人が当局に拘束される事案も発生しているとして注意喚起を発した。

シンガポールでは電子たばこに係る規制(罰則)が9月1日より強化された。日本において販売されている一般的な電子たばこも今般の規制強化の対象となっている。シンガポールでは電子たばこの所持・使用・持込みは従来禁止されていたが、特に規制が強化された直近では当局による取締りが強化されている。

在シンガポール日本国大使館は、トランジットも含めて電子たばこの持込み・所持・使用を控えるよう注意を呼び掛けている。

◆電子たばこ使用者への罰則
・1回目の違反:最大700シンガポールドルの罰金
・2回目の違反:3カ月のリハビリテーションプログラムへの参加
・3回目以降の違反:最大2,000シンガポールドルの罰金
※エトミデートを含有する電子たばこを使用した場合、上記に加えてリハビリテーションプログラムへの強制参加等が科される。なお、エトミデートについては日本国内においても承認されていない。

◆エトミデートを含有する電子たばこを輸入・販売等した場合、最長20年の禁固刑及び最大15回の鞭打ち刑

◆電子たばこを使用した外国人への罰則
・1回目の違反:電子たばこの没収及び最大700シンガポールドルの罰金
・複数回の違反:【短期滞在者】将来的な当地への入国禁止 【長期滞在者】電子たばこの没収及び最大700シンガポールドルの罰金、3回目の違反をもって当地からの国外退去・パス(在留資格)の没収・将来的な当地への入国禁止
・エトミデートを含有する電子たばこの使用:当地からの国外退去・パス(在留資格)の没収・将来的な当地への入国禁止

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