日本郵船、郵船ロジスティクス、Symphony Creative Solutions Pte.Ltd.(本社:シンガポール、SCS社)の3社は2025年9月10日~12日に東京ビッグサイトで開かれた「国際物流総合展2025 第4回INNOVATION EXPO」に共同参加した。新規事業の一環として推し進める宇宙関連分野をはじめ、幅広い物流ソリューションを来場者に紹介した。
11日には、日本郵船と郵船ロジスティクスが「海洋×宇宙」をテーマに共同講演を行い、日本郵船のイノベーション推進グループ先端事業・宇宙事業開発チームの古川雅啓調査役は、再使用型ロケットの洋上回収など「海洋×宇宙」の融合を通じた新規事業への取り組みについて説明した。
郵船ロジスティクスの産業第一部の潮田広行宇宙・航空機営業課長は、航空宇宙産業の専任チームによるグローバルネットワークを生かした衛星およびロケットの部品調達、生産・完成品向けのロジスティクスサービスについて事例を交えて紹介した。
日本郵船が出資し、物流業界向けのITソリューションを開発・提供するSCS社は、物流現場のワークフロー標準化とリアルタイムレポーティングを実現するアプリ「CargoNote」を用いた物流改善に役立つ多彩な方法を提案した。