石破茂首相とシンガポールのローレンス・ウォン首相は2025年4月14日午後12時30分(日本時間)から約25分間、電話会談を行った。
外務省(日本)の発表によると、両首脳は、米国の関税措置やそれに対抗する中国の報復措置が世界経済や多角的自由貿易体制に与える影響を踏まえつつ、経済分野につき幅広く議論した。石破首相からは、現下の情勢は、シンガポールを始めとする東南アジア諸国において事業を展開する日本企業にとっても深刻であると述べるとともに、このような厳しい状況の中にあって、東南アジア諸国と緊密に意思疎通していくことを重視している旨述べた。
両首脳は、自由で開かれたインド太平洋の推進に向け両国で緊密に連携していくことで一致した。