日本郵船グループと世界最大の製鉄企業である中国宝武鋼鉄集団有限公司の傘下企業との合弁会社BAO-NYK SHIPPING PTE.LTD.が所有・運航するばら積み船“BNS DONGSHAN”が中国広東省のZhanjiang(湛江)港に初寄港した。“BNS DONGSHAN”はBAO-NYKとして初めての所有船で、Baowu Resources Co.,Ltd.(宝武資源有限公司)が西豪州で参画するプロジェクトから出荷された鉄鉱石を輸送した。2024年9月5日発表した。
2024年8月16日に同港で行われた記念式典には日本郵船中国総代表の黒坂宣紀氏、Baowu Resources社ChairmanのShi Bing氏、Baowu Resources社Director, PresidentのCao Zhifu氏、Baowu Resources社Senior Vice PresidentでBAO-NYK Chairmanを兼務するZhu Xuebin氏らが出席した。
BAO-NYKは、宝武グループ向けの貨物輸送を目的に前身の会社が2011年に中国で設立され、2013年にシンガポールへ移転、今年設立13周年を迎えた。今後、“BNS DONGSHAN”はBAO-NYKの基幹船として宝武グループ向けの鉄鉱石輸送などに従事する予定という。
◇BNS DONGSHAN
【全長/全幅/深さ】292m/45m/24.7m
【 総トン数 】92,752トン
【 載貨重量トン 】181,572トン
【 建造年 】2011年
【 船籍 】パナマ
【 造船所 】今治造船
◇BAO-NYK SHIPPING PTE.LTD.
【 Chairman 】Zhu Xuebin
【 所在地 】シンガポール
【 設立 】2013年