東亜建設工業は2024年6月、シンガポールのテコン島地区における埋立工事を受注した。発注者はシンガポール住宅開発庁(Housing & Development Board)、工事監理はSurbana Jurong Consultants Pte Ltdで、工事期間は40カ月、契約金額は約126億円。7月2日発表した。
同工事は、東亜建設工業が現在施工中の「テコン地区埋立工事(その3)及びステージンググラウンド運営業務」でテコン島内に仮置きした重金属を含む土砂を、海底から浚渫した粘土と混合し、シンガポール海事港湾庁が定める投棄基準まで希釈した後にテコン島内の所定の場所に埋め立てるもので、特に希釈前の土砂の取り扱いに関しては、原地盤への流出防止措置を講じるなど周辺環境に対して厳しい制限が課せられているという。
東亜建設工業は、2000年よりテコン島周辺における大規模埋立工事の施工実績を築いている。
◇工事概要
【工事名称】テコン地区埋立工事(その4)
【工事場所】シンガポール テコン島
【 発注者 】シンガポール住宅開発庁(HDB)
【工事監理】Surbana Jurong Consultants Pte Ltd
【 工期 】40カ月
【契約金額】約126億円(約1億900万SGD)
【工事内容】
・土砂混合施設建設工
・航路浚渫工、混合用土砂浚渫工
・土砂混合工、混合土砂埋立工