日本・シンガポール間の二国間通貨スワップ契約について、日本国財務大臣の代理人たる日本銀行及びシンガポール通貨監督庁(MAS)は、現存の契約を更新した。日本銀行が2024年5月21日発表した。
同契約は、日本及びシンガポールの当局が相互に米ドルと自国通貨を交換することを、また、シンガポール当局が日本円とシンガポールドルを交換することを可能とするもので、交換上限額は変更なく、シンガポールは日本から最大30億米ドル又は30億米ドル相当の日本円とシンガポールドルを交換でき、日本はシンガポールから最大10億米ドルと日本円を交換できる。
今回の更新においては、直近のチェンマイ・イニシアティブ契約書の改正に沿った修正が組み込まれた。