総合

エクシオグループ、Winner社がシンガポール医療センターの空調工事を受注

投稿日:

エクシオグループ(東京都渋谷区)のグループ会社でシンガポールに本社を置くWinner Engineering Pte.Ltd.(代表取締役社長:木村節哉、Winner社)は、ECC&NDCS(シンガポール医療センター)のDfMA(Design for Manufacturing and Assembly:製造と組立に向けた設計)工法による空調工事を受注した。2023年6月21日発表した。受注金額は非開示。工事期間は2023年8月~25年5月。

DfMA工法は、従来、現場で別々に据え付けていた電気、空調設備等をあらかじめDfMA Factoryと呼ばれる工場でモジュールに組み込み、モジュールを現場で組み立てる工法で、BIMを駆使し、設計段階から製造・組み立ての工程を考慮した設計を行い、建設現場での加工・組み立て作業を削減し生産性を向上させることができる。

具体的には、▽空調、電気設備などを適切な大きさのモジュールに分割して設計できる ▽製品品質と生産性の向上やコスト削減が期待できる ▽統一された部品を使用することにより部品の標準化が促進されるため、製品サポートが容易になる――などのメリットがある。

シンガポール政府は建設業界における技術革新の目玉としてDfMA工法に力を入れている。

※関連記事「エクシオG、シンガポール子会社が「PREFAB MEP SPECIALIST」に認定

-総合

Copyright© シンガポール新聞社 , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.