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クレディセゾン、インパクト志向金融宣言に署名、SIMPLがフレームワーク設計

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クレディセゾン(東京都豊島区)は2023年4月3日、「インパクト志向金融宣言」に署名したと発表した。

同宣言は、社会変革推進財団(SIIF)が事務局を務め、「金融機関の存在目的は包括的にインパクトを捉え環境・社会課題解決に導くことである」という想いを持つ複数の金融機関が協同し、インパクト志向の投融資の実践を進めていく取り組みという。

クレディセゾンは、東南アジア・インドを中心に、十分で適切な金融サービスが受けられない人々や企業(アンダーサーブド層)に対する貸付事業を拡大している。「シンガポールのSaison Investment Management Pte.Ltd.(SIMPL)による新興国における社会的インパクトの達成を目的とした事業者向け投融資は、同宣言におけるインパクト志向を体現する取り組みと考える」とした。

今後は、SIMPLにより設計されたインパクト・フレームワークを各国の貸付事業に組み込み、 インパクト・マネジメントの測定をグローバル事業の広範で実施するなど、インパクト志向金融の推進体制の構築を目指すとしている。

◇Saison Investment Management Pte.Ltd.
【  所在地 】シンガポール
【 設立 】2021年
【事業内容】海外におけるインパクト投資事業
【株主構成】Saison International Pte.Ltd. 100%

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