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三菱地所、シンガポール中心部「CapitaSpring」竣工、三井住友銀行入居予定

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三菱地所は2022年2月9日、シンガポールに拠点を置く不動産会社CapitaLandグループ傘下のCapitaLand Development (CLD社)およびCapitaLandグループが運用するシンガポール証券取引所上場REITであるCapitaLand Integrated Commercial Trust(CICT社)と共同でシンガポール中心部で進めてきた超高層大規模複合開発事業「CapitaSpring(旧名称:Golden Shoe Car Park再開発プロジェクト)」が竣工したと発表した。

「CapitaSpring」の総事業費は1,450億円超。Raffles Place駅至近のオフィスエリアに位置し、地上51階建て、総延床面積は9万3,000m超。オフィスを主体とし、サービスアパートメントや商業施設なども開業を予定する。

IoT技術を駆使したエネルギーや水利用面での建物効率化、3万8,000本の植栽を備えた回遊空間「Green Oasis」や、屋上庭園「Sky Garden」など広大な緑化空間の実現により、シンガポールの環境指標「BCA Green Mark」で最上位の「Platinum」を取得している。

JP.Morgan Chase & Co.が入居するほか、三井住友銀行が移転予定で、2022年1月時点の入居率は93%という。

◇「CapitaSpring」概要
【事業シェア】CLD社45%、CICT社45%、三菱地所10%
【 所在地 】88 Market Street,Singapore
【 アクセス 】MRT Raffles Place駅至近、Telok Ayer駅徒歩圏内
【  規模  】地上51階、地下1階
【  構造  】SRC造
【  用途  】オフィス、サービスアパートメント、商業、駐車場
【 敷地面積 】約6,100m
【 延床面積 】約9万3,400m
【貸付面積等】オフィス約6万1,400m、商業施設1,100m、サービスアパートメント299戸
【  設計  】Bjarke Ingels Group
【  施工  】Dragages Singapore Pte.Ltd
【  着工  】2018年2月
【  竣工  】2021年11月

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