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シンガポール法務省、紛争解決複合施設Maxwell Chambers Suitesの改修完了

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シンガポール法務省(MINLAW)は2019年5月14日、Maxwell Chambers Suitesの改修工事が完了したと発表した。国際的な紛争解決のための複合施設として使用するため、1928年に建設された旧交通警察施設を2年間かけて修復した。開業は8月8日(木)。

Maxwell Chambers Suitesには少なくとも11の国際機関と20の紛争処理室などが入居する。

【入居する11国際機関】
◇米国仲裁協会 国際紛争解決センター(AAA-ICDR)
◇公認仲裁人協会シンガポール事務所(CIArb Singapore)
◇国際商工会議所 アカデミー(ICCアカデミー)
◇国際商工会議所 国際仲裁裁判所(ICC-ICA)
◇国際商業会議所 アジア地域事務所(ICCアジア)
◇倒産実務家国際協会(INSOL)
◇シンガポール海事仲裁会議所(SCMA)
◇シンガポール国際仲裁センター(SIAC)
◇シンガポール国際調停センター(SIMC)
◇常設仲裁裁判所(PCA)
◇世界知的所有権機関 仲裁調停センター(WIPO AMC)

エドウィン・トン国務大臣は、「シンガポールは急速に世界の主要な紛争解決の中心地の1つになりつつある。昨年、私たちはアジア太平洋地域で1位、ロンドンとパリに次いで世界で3位にランクされた。今年は、8月7日にシンガポールの名を冠した新たな国連調停条約が署名される。翌8月8日のMaxwell Chambers Suites開業は、シンガポールの国際的地位をさらに後押しするだろう」とコメントした。

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