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シンガポールSembcorp Marine、2019年第1四半期の純利益は200万Sドル

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シンガポールの造船・船舶修繕・海底油田掘削装置(リグ)建設大手Sembcorp Marineは2019年5月3日、2019年第1四半期(1〜3月)決算を発表した。グループの売上高は前年同期比31%減の8億1,100万Sドル(約664億500万円)、売上総利益は同比50%減の2,200万Sドル(約18億137万円)、営業利益は同比64%減の700万Sドル(約5億7,316万円)、純利益は同比68%減の200万Sドル(約1億6,376万円)で、減収減益となったものの黒字を確保した。

リグ&フローター部門の売上高は同比33%減の6億8,000万Sドル(約556億7,900万円)、オフショアプラットフォーム部門の売上高は同比76%減の1,500万Sドル(約12億2,820万円)で、両部門が減収の主要因となった。前年は大型プロジェクトがあって高水準だったことなどが背景にある。

一方、船舶の修繕・改良部門の売上高は同比68.5%増の1億3,300万ドル(約108億9,000万円)と好調に推移した。船舶の修繕・改良隻数は同比5隻減の75隻だったが、1隻当たり137万Sドル(約1億1,217万円)と高単価だった。

また、営業利益は同比64%減となったが、これは2019年末までに実施するヤード統合戦略費用などを計上したことなどが背景にある。

現在までに確保した新規契約は、LNG燃料船の設計・建造、13隻のクルーズ船の修繕・改良工事などで、総額1億7,500万Sドル(約143億2,900万円)。グループ全体の受注総額は57億7,000万Sドル(約4,724億4,900万円)となっている。

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