シンガポールの新聞各紙は2019年５月２日付で、天皇陛下の即位と令和（Reiwa）時代の始まりを報じた。最有力紙ストレイツタイムズ（英字・朝刊）は、「徳仁天皇、平和の象徴を誓う」の見出しで、日本国内が慶びに包まれた様子を紹介した。また、米国トランプ大統領、中国・習近平国家主席らから祝意が寄せられていることに触れるとともに、シンガポールのハリマ・ヤコブ大統領、リー・シェンロン首相が送ったお祝いの書簡について紹介した。
聯合早報（華字・朝刊）は、徳仁天皇が三種の神器を引き継ぎ126代の天皇に即位したことを説明したうえで、即位後初めて三権の長ら国民の代表の前でお言葉を述べた「即位後朝見の儀」の様子を詳報した。
有力経済紙ビジネスタイムズ（英字・朝刊）は、５月下旬に訪日する米国トランプ大統領との懇談が予定されていることなど今後のスケジュール等を解説した。