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川崎重工、シンガポールJEL社からタイの発電事業向けガスエンジン4基を受注

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川崎重工は、マレーシア法人Kawasaki Gas Turbine Asia Sdn Bhd.を通じて、シンガポールのJurong Engineering Ltd.より、タイの発電事業Ratch Cogeneration Expansion Project向けに「カワサキグリーンガスエンジン」4基を受注した。2021年7月14日発表した。

カワサキグリーンガスエンジン「KG-18-T」

発表によると、Ratch Cogeneration Expansion Projectは、タイ大手電力Ratch Group Public Company Limited傘下のRatch Cogeneration Company Limitedが運営する110MWの複合火力発電所に30MW級のガスエンジン発電所を増設する。Jurong Engineering社がRatch Cogeneration Company Limitedから発電所建設業務を請け負っており、川崎重工はJurong Engineering社にガスエンジン発電設備一式を2021年11月出荷、2022年9月運転開始を予定する。

川崎重工が受注したのは2段過給システムを搭載した7.8MW級の新型ガスエンジン「KG-18-T」で、クラス世界最高の発電効率(51.0%)と短時間で発停可能な優れた機動性により、電力需要が高い昼間のピークタイムに運転を行うという。電力は近隣工業団地とタイ国営電力会社に販売される。

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