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山梨県産果実2020年輸出、シンガポール向け健闘、「拠点廃止の影響なし」

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山梨県の長崎幸太郎知事は2021年5月7日の記者会見で、2020年山梨県産果実(桃・ぶどう・すもも・干し柿など)の輸出実績について「初めて10億円を超えた」と強調し、「県では、これまで輸出促進に向けて、香港、台湾などのアジア諸国を中心に、現地でのプロモーションを継続して実施してきた。特に昨年(2020年)は、マレーシアとシンガポールの現地活動拠点を廃止し、効率化を図った上で、現地語でのSNSを活用した情報発信など、新たな生活様式に適合したプロモーションに注力した。リアルとデジタルの双方から、県産果実の認知度向上に取り組んだ成果が現れているものと考えている」と述べた。

山梨県農政部販売・輸出支援課によると、シンガポールへの2020年の県産果実の輸出実績は、量ベースで前年比676キログラム(1.8%)増の3トン8,121キログラム、金額ベースで前年比93万円(0.1%)増の5,714万7千円で、いずれも微増となった。一番多いのは桃という。

同課担当者は、シンガポール新聞の取材に対して「昨年は、新型コロナウイルスの影響で厳しい輸出環境となり、輸出国によっては大幅に減少したが、シンガポールについては前年並みの輸出額と健闘しており、拠点廃止の影響はなかったと考えている。今後も、新たな生活様式に適応したプロモーション活動を実施し、現地消費者への山梨県産果実の浸透を図っていく」と述べた。

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