日本政府は、新型コロナ感染症対策への支援の一環として、日本からの拠出金によってアジア欧州財団(ASEF)が備蓄する物資のうち、防護ガウン等5種類約49万点を、カンボジア、ラオス、バングラデシュに提供することを承認した。外務省(日本)が2021年5月25日発表した。
内訳はカンボジアに防護ガウン1万5,000着、ゴーグル1,250点、検査手袋5万点など、ラオスに防護ガウン2万着、ゴーグル1,250点、検査手袋5万点など、バングラデシュに防護ガウン3万着、ゴーグル2,500点、検査手袋10万点など。
これらの支援物資は、今後、WHO西太平洋地域事務局(WPRO)との調整のもと、備蓄場所のシンガポールから各国に輸送される。
アジア欧州財団は1997年にASEM(アジア欧州会合)の常設機関として、シンガポールに設立された。