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和歌山県・PPIH、県産品海外販路拡大で連携、柿・みかん等の取扱増期待

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和歌山県とパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)は2021年3月17日、和歌山県産品の海外販路拡大に係る相互協力・連携協定を締結した。

2030年期のPPIH海外店舗における和歌山県産品輸出額100億円達成を目的に、①海外への和歌山県産品の販売促進(果実及び果実加工品など県産品の店頭販売 、和歌山県産品フェア、生産者との商談会) ②和歌山県産品の魅力向上(海外市場情報の提供、 商品開発及びブラッシュアップ、テストマーケティング ③販路拡大に向けた環境づくり(和歌山県産品の効果的な集出荷・物流体制の構築、生産者の海外販路拡大への機運醸成)――などで連携するという。

PPIH海外店舗の直近1年間の和歌山県産品取扱額は概ね1,500万円という。

PPIHは現在、シンガポールで総合ディスカウントストア「DON DON DONKI」を8店舗展開している。

和歌山県食品流通課担当者は「シンガポールでは、既に2018年冬から蜜柑(みかん)の店頭販促を行っている。生産量日本一を誇る柿、蜜柑を中心に、黒潮育ちの水産物や、様々な加工食品の取扱増を期待している」とコメントした。

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