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東京金融賞2020、シンガポールのCredify社、IIXが受賞

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東京都は2021年2月5日、「東京金融賞」の受賞事業者を発表した。シンガポールからは、「金融イノベーション部門」の2位にシフトウェア企業Credify Pte.Ltd.、「ESG投資部門」にImpact Investment Exchange(IIX)が入った。表彰式は2月8日オンラインで行われた。

Credify社の提案内容は、「ユーザ自身が個人情報等を管理し、自ら開示範囲等をコントロールする『自己主権型ID』と『分散型ID』の考え方に基づくソリューション『idX』を提供」。Credify社には日系企業も出資しており、東京に拠点も置いている。

Impact Investment Exchange(IIX)は、「アジアにおける女性の社会的、経済的活躍推進に焦点をあてたソーシャルボンドを発行」する。国際協力機構(JICA)、笹川平和財団、日本総研、日本航空などがパートナーになっている。

東京都は2017年11月に「国際金融都市・東京」構想を発表。その取組の1つとして、都民及び都内事業者のニーズや課題の解決に資する画期的な金融商品・サービスの開発・提供を行う金融事業者、ESG投資の普及活動を実践する金融事業者及びSDGs経営の取組を実践する事業者を表彰する同賞を創設した。

今回は、金融イノベーション部門に90社、ESG投資部門のESG投資カテゴリに34社、SDGsカテゴリに32社の応募があった。

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