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シンガポールの農業・食品総合商社オラム、ナイジェリア小麦企業に買収を提案

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シンガポールの農業・食品総合商社Olam International Ltdは2019年4月23日、ナイジェリアの小麦粉及びパスタ製造企業Dangote Flour Mills Plc(DFM社)に対して、DFM社株式100%を取得する提案をしたと発表した。提示した買収額は約3億6,100万米ドル(約404億円)で、取引には小麦粉及びパスタの5製造施設と港湾への物流能力などが含まれるという。

Olam International社は2010年以来、サハラ以南の小麦製粉事業者への投資を続けており、「DFMを組み合わせることで既存事業との相乗効果が生まれる」としている。

Olam International社には、シンガポール政府系投資ファンドのテマセク・ホールディングス(53.6%)、三菱商事(17.4%)、シンガポールKewalram Chanrai Group(7.0%)などが出資している。

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