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岡三証券、シンガポールCGS-CIMB証券と業務提携、ASEAN市場サービス強化

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岡三証券は2020年12月15日、シンガポールの証券会社CGS-CIMB Securities International Pte Ltd(CGS-CIMB証券)と業務提携契約を締結した。同日発表した。発効日は2021年1月1日。主に機関投資家顧客を中心にASEAN市場でのサービスを強化する。

CGS-CIMB証券は2018年1月設立。ASEAN地域でリサーチと注文執行能力の両面で投資家から高い評価を受けているという。

岡三証券は2006年以降、アジア地域の有力証券会社とのアライアンスを進め、アジア市場への株式発注体制と投資情報収集体制を強化してきた。

具体的には、①該当市場におけるリサーチサービスの提供(情報提供、電話会議、カンファレンス参加、企業IR等) ②現地証券市場への注文の取次ぎ――で提携する。

CGS-CIMB証券および親会社2社の概要は下記の通り。

◇CGS-CIMB証券 (英文名:CGS-CIMB Securities International Pte Ltd)
【 設立 】2018年1月(CIMB Securities International 前身のG.K. Gohの創業は1979年)
【本社所在地】#16-02, Singapore Land Tower, 50 Raffles Place, 048623,Singapore
【 代表者 】Ms.Carol Fong
【株主構成】China Galaxy International Financial Holdings:50%、CIMB Group Sdn Bhd:50%
【主要拠点】シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、インド、香港、英国、米国

◇チャイナ・ギャラクシー・インターナショナル・フィナンシャル・ホールディングス(China Galaxy International Financial Holdings Limited/中国銀河国際金融控股有限公司)
【設立】2011年2月9日
【本社所在地】香港
【代表者】Mr. Derrek Lau(CEO)
【資本金】6億香港ドル(約83.4億円)
【備考】岡三証券の中国提携先である中国銀河証券の100%子会社で海外証券業務を担う。中国銀河証券は中国国内36支店、493営業所、顧客数1千万件以上の中国最大規模の証券会社。

◇CIMBグループ(CIMB Group Sdn. Bhd.)
【設立】1974年(前身PBSMより1986年にCIMBに商号変更)
【本社所在地】クアラルンプール
【代表者】Datuk Mohd Nasir Ahmad(Chairman)、Dato’Abdul Rahman Ahmad(Group CEO)
【資本金】258億リンギット(約6,450億円)
【備考】マレーシア第2位、ASEAN地域第5位の規模の総合金融グループ。マレーシア、インドネシア、シンガポール、タイなどASEAN10カ国のほか、中国、香港、インド、韓国、米国、英国に拠点を持つ。顧客総数は1,500万件以上、グループ全体の従業員数は約35,000人。

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