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五洋建設、JB/シンガポール高速交通システムの第一次土木建設工事を受注

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シンガポール陸上交通庁(LTA)は2020年11月26日、ジョホール・バル/シンガポール高速輸送システム(RTS)リンク建設に関連するウッドランズノース駅、トンネル、シンガポール税関・出入国審査・検疫所(CIQ)ビルの建設土木工事をPenta-Ocean Construction Co Ltd(五洋建設)と、9億3,280万Sドル(約726億1,200万円)で契約したと発表した。

Woodlands North 駅と CIQビルの完成イメージ(提供・LTA)

RTSリンクは、シンガポールのウッドランズノース駅とジョホール・バルのブキチャガル駅を結ぶ鉄道シャトルサービス。ピーク時の乗客数は、各方向とも1時間あたり10,000人で、シームレスな移動を実現するために、両国のCIQ施設はウッドランズノース駅とブキットチャガル駅至近に建設するという。

RTSリンクは2021年第1四半期に着工し、2026年末に旅客サービスを開始する予定。コーズウェイの混雑緩和が期待されている。

五洋建設は、シンガポールのインフラや建築プロジェクトにおいて幅広い経験を持つ。現在、トムソン・イーストコーストライン(TEL)のブライトヒル駅とオーチャード駅の建設を行っており、過去にはTELウッドランズノース駅やダウンタウンラインのベンデメア駅を建設している。

LTAは2021年の第1四半期にRTSリンク高架橋の建設を含む第2次土木建設契約先を発表するとしている。

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