進出・出資・撤退

サンリオ、エイベックス・アジア社、シンガポールに合弁会社設立

投稿日:

サンリオ(東京都品川区)とエイベックスのシンガポール100%子会社Avex Asia Pte.Ltd.は、サンリオが保有、新規開発するキャラクターを活用するライセンスビジネス分野で、東南アジア地域を管轄する合弁会社をシンガポールに設立することで合意した。出資比率はサンリオ70%、Avex Asia社30%。2020年11月2日設立した。

サンリオは、アジア地域のライセンスビジネス強化を目指し、特に成長著しい東南アジア地域での営業強化を模索していた。

Avex Asia社は、日本のコンテンツを総合的に広げていくことを目的に設立され、アジア地域でエイベックスの保有するIPだけでなく、様々なIPを活用したイベント開催やグッズ販売などのライセンスビジネスを行ってきた。

両社で合弁会社を設立することで、サンリオのキャラクタービジネス経験・ノウハウ、キャラクターブランド力等と、Avex Asia社のビジネス経験・ノウハウ等を活用し、サンリオが保有、新規開発するキャラクターの価値最大化を目指していく。

将来的には、エイベックスが保有するIPとサンリオが保有、新規開発するキャラクターのコラボレーションなどの展開も検討しているという。

合弁会社の概要は下記の通り。

【会社名】SANRIO SOUTH EAST ASIA PTE.LTD.
【所在地】3 Fraser Street #05-21, Duo Tower Singapore 189352
【代表者】代表取締役会長: 辻 朋邦(サンリオ社長)/代表取締役社長 CEO: 髙橋 俊太(エイベックス・アジア社長)
【設立日】2020年11月2日
【営業開始】2021年1月(予定)
【事業内容】東南アジア地域(シンガポール、タイ、ベトナム、インドネシア、フィリピン、マレーシア、カンボジア、ラオス、ミャンマー、ブルネイ)におけるサンリオグループが保有するキャラクターを活用するライセンスビジネス
【資本金】200万USドル
【 株主 】サンリオ70%、エイベックス・アジア30%

-進出・出資・撤退

Copyright© シンガポール新聞社 , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.