茂木敏充外務大臣は2020年9月25日正午過ぎから、外務省会見室で記者会見を行い、シンガポール政府と「レジデンストラック」について9月30日(水)に開始することで合意したと発表した。
茂木外相は「これまでにタイ、ベトナム、マレーシア、カンボジア、ラオス、ミャンマー、台湾の7カ国・地域との間で、長期滞在者等の往来を可能とする『レジデンストラック』を開始している。今回、シンガポールとブルネイとの間で進展があった。シンガポールとは、私が8月にシンガポールを訪問した際、駐在員等の長期滞在者等の往来を可能とする『レジデンストラック』を9月開始することで合意していた。その後、両国間で協議を行った結果、9月30日から開始することで合意した」と説明した。
また、ブルネイとも25日に「レジデンストラック」を10月8日(木)から開始することで合意したと発表した。