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COVID-19複数省タスクフォース、居住者に追跡トークン・アプリを配布

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シンガポール保健省(MOH)などで構成するCOVID-19複数省タスクフォース(Multi-Ministry Taskforce、MTF)は2020年9月9日、TraceTogether(TT)プログラムとSafeEntryを強化すると発表した。

シンガポール居住者に、2020年9月14日からTTトークンを配布する。配布場所に赴き受け取るか、携帯電話にTTアプリをダウンロードすることもできる。

幾つかの施設・イベント会場への入場にはTTトークンまたはTTアプリが必須となり、普及に伴い対象を拡大していく。多くの人が集まる可能性がある会場や、参加者が密接になりやすかったり、活動の性質上マスクを常時着用できない場所での運用を想定する。

MTFは「採用率が高いほど、追跡作業がより効率的かつ効果的になる。将来、活動規制を緩和や国境を再開した場合の大規模クラスターの形成リスクを軽減できる。11月までの配布完了を目指す」としている。

既に8月末に開催された展示会(MICE)イベントで試行されたという。

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