シンガポール保健省(MOH)は2020年7月19日、新たに確認した新型コロナウイルス(COVID-19)感染者257人の概要を発表した。
内訳は、輸入症例5件(シンガポール国民・永住権(PR)3人、ワークパーミット1人、扶養家族パス(DP)1人)、国内コミュニティ感染症例8件(シンガポール国民・PR2人、ワークパス1人、ワークパーミット5人)、外国人労働者寮居住者244人。
輸入症例は、インドとアゼルバイジャンからの帰国者3人、フィリピンからの再入国者2人。いずれも、シンガポール到着後14日間のステイホーム通知(SHN)が発行され、SHN期間中にテストを受けた。
MOHは、新たに確認された症例の98%の感染経路を特定している。残りの確認作業を続けている。
既に44,086人が完全に回復し病院または地域隔離施設から退院した。病院に入院中の181人の容態は大半が安定しているか改善している。集中治療室はゼロ。COVID-19に感染しているものの状態が良好である3,618人は地域隔離施設にいる。