シンガポール外務省は2020年6月8日、マレーシア政府が両国間国境を跨ぐ往来を再開すると提案したことに対して、歓迎する声明を発表した。
シンガポール外務省は「私たちはマレーシア政府と協力して、短期のビジネスや公式の訪問者、通勤するマレーシア人労働者を含む国境往来の需要に対応する準備ができている」としたうえで、「取り決めには安全な再開を可能にするためには相互が合意した公衆衛生プロトコルを含まなければならない」と指摘。「両国政府は詳細の検討にしばらく時間がかかり、両国のCOVID-19の状況にも依存する。この間、シンガポール政府は、マレーシア人がシンガポールで働き続けることを可能にするための実際的な措置を継続する」と強調した。