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シンガポール保健省、COVID-19症例の感染源特定難化を懸念、国内死者11人

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シンガポール保健省(MOH)は2020年4月17日、新たに確認した新型コロナウイルス(COVID-19)感染者623人の国籍等を発表した。日本人は含まれていない。

シンガポール人95歳男性が4月17日、COVID-19感染による合併症で死亡した。男性は4月13日にCOVID-19感染が確認された。国内の死者は11人になった。

回路ブレーカーが実装されてから11日が経過した。外国人労働者寮などでの一斉感染を除いた現地コミュニティー内での感染確認数は、前週の1日あたり平均40件から、今週は1日あたり平均32件に減少した。MOHは「サーキットブレーカーが効果を表しているように見えるが、今後数日間は数値を注意深く監視する必要がある。新しい症例の感染源を特定することがますます困難になることを懸念している」とした。

既に708人が完全に回復し病院から退院した。入院中の2,113人の容態は大半が安定しているか改善しているが、このうち22人が集中治療室にいる。COVID-19に感染しているものの状態が良好である2,218人は地域の施設で療養している。

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