みずほフィナンシャルグループは、スイスLombard Odierグループの日本現地法人であるロンバー・オディエ信託との間で、日本におけるプライベートバンキング業務の拡大および超富裕層の顧客に対するサービス向上を目的とした業務提携契約を締結した。2023年2月16日発表した。
Lombard Odierグループは創業220年を超えるスイスで最も歴史あるプライベートバンクの一社。グローバルな資産運用会社で、35年以上に亘りアジアに拠点を置き、地域を代表するファミリーや企業オーナーに対して広範なウェルス・サービスを提供している。
今回の提携により、みずほは、現在の商品・サービスに加え、Lombard Odierの専門性とグローバルネットワークを活用した商品・サービスを提供していく。加えて、Lombard Odierグループが行う研修プログラムへのみずほ社員の参加や人材交流を通じ、日本における真のプライベートバンカーを育成し、さらなるサービスの向上に繋げるとしている。
なお、みずほとLombard Odierグループは2018年にシンガポールでそれぞれのシンガポール現地法人である、みずほセキュリティーズシンガポールとLombard Odier(Singapore)Ltd.との間でウェルスマネジメント領域における業務提携契約を締結しており、今回の契約締結により日本国内でも提携することになる。
◇Lombard Odierグループ(2022年6月末現在)
【 創業 】1796年
【本社所在地】スイス・ジュネーブ
【 事業内容 】プライベートバンキング業務、個人および法人のお客さまの資産保全・資産運用サービスの提供
【 代表者 】 パトリック・オディエ
【 従業員数 】2,675人
【預かり資産】約3,100億スイスフラン(約45兆円)
【 拠点 】世界20カ国25カ所にオフィスを置く