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中村超硬、中国企業がシンガポール国際仲裁センターでの仲裁を申し立て

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ダイヤモンドワイヤ開発・製造・販売の中村超硬(大阪府堺市)は2021年11月19日、江蘇三超金剛石工具有限公司(中国江蘇省、代表者・鄒余耀)より、シンガポール国際仲裁センター(SIAC)における仲裁の申し立てを受けたと発表した。

発表によると、中村超硬は江蘇三超金剛石工具有限公司と2019年8月30日に中村超硬所有のダイヤモンドワイヤ生産設備の譲渡及びダイヤモンドワイヤ製造に関する技術供与に係る契約を締結したが、江蘇三超金剛石工具有限公司は2021年11月17日に中村超硬が契約義務を履行しなかったとして契約を解除するとともに、SIACに損害賠償請求する仲裁申立を行った。

江蘇三超金剛石工具有限公司は、中村超硬の債務不履行を理由として契約解除とともに、(1)契約の対価として江蘇三超金剛石工具有限公司が中村超硬に支払った代金の返還 9.9億円 (2)中村超硬の債務不履行による直接損害額 1,976万6,134.97元(約3.5億円)(3)生産設備の未稼働による逸失利益5,906万371.00元(約10.6億円)(4)仲裁費用 実費――を求めている。

中村超硬は今後の対応について、「本件契約の義務の履行は完了しており、江蘇三超金剛石工具有限公司の主張する契約解除事由には該当しないと考えている。今後の仲裁手続きを通じて当社の正当性を主張するとともに、江蘇三超金剛石工具有限公司に対し本件契約代金の未払い額(約12.1億円)の請求を行う予定」としている。

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