シンガポール保健省(MOH)は2020年6月4日、新たに確認した新型コロナウイルス(COVID-19)感染者517人の概要を発表した。
内訳は、輸入症例0件、国内コミュニティ感染症例15件(シンガポール市民/永住者2人、ワークパス6人、ワークパーミット7人)、外国人労働者寮居住者502件。
国内コミュニティ感染症例15件のうち13件(永住者1人を含む)はVeerasamy Roadのショップハウスに居住していた。
MOHは、新たに確認された症例の99%の感染経路を特定している。残りの確認作業を続けている。
既に23,904人が完全に回復し病院から退院した。入院中の303人の容態は大半が安定しているか改善しているが、このうち5人が集中治療室にいる。COVID-19に感染しているものの状態が良好である1万2,691人は地域の隔離施設にいる。