楽天が運営するオンライン書店・楽天ブックスは2019年4月16日、2019年1〜3月の売上冊数データに基づく「購入エリア別 旅行関連本ランキング」を発表した。今年はゴールデンウィーク10連休を反映して旅行関連本の売り上げは前年同期比120%と好調で、首都圏では海外旅行、関西圏では国内旅行の本が売れているという。
エリア別の旅行関連本トップ20で、シンガポール旅行本は「地球の歩き方シンガポール 2019〜2020」が首都圏で19位、「るるぶシンガポール’20 ちいサイズ」が九州・沖縄で20位にランクインした。
同社は、九州・沖縄でアジア旅行本の販売が顕著であると指摘し、要因として「他のアジア地域に近い立地性」を挙げている。また、関西圏で海外旅行より国内旅行、特に地元周辺の旅行本が売れていることに関しては「あえて値段が跳ね上がるゴールデンウィークに海外に行かず、地元で楽しめることに目を向ける人が多いのかもしれない」と考察している。