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総合不動産リストのシンガポール子会社、バンコクでマンション開発合弁事業

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総合不動産リスト(横浜市)の連結子会社リスト・ホールディングス・シンガポールは2019年7月31日、タイの住宅デベロッパーであるハビタットグループと業務提携し、マンション開発を目的とする合弁事業を設立したと発表した。

両社は合弁会社「Habitat Group List Co.,Ltd.」と「Habitat Group List 2 Co.,Ltd.」を設立し、2社を通じてバンコク・トンロー地区に2棟の高級低層マンション「Walden Thong Lor 8」(地上8階建・117戸予定)と「Walden Thong Lor 13」(地上8階建・122戸予定)を開発する。

Walden Thong Lor 8

事業規模は2物件で約100億円、竣工は2021年を予定する。「Walden Thong Lor 8」は、桝屋不動産(東京都西多摩郡瑞穂町)と共同出資する。

トンロー地区は、日本人向けテナントが多く入居する日本村モールや、Jアベニューなどの商業施設に加え、今年2月にはドン・ドン・ドンキが出店。高級タワーマンション開発も相次いでいるという。今回開発する2物件は、周辺のタワーマンションに比べ、2割~3割ほど低い価格を予定しているといい、同社は「強い価格競争力を有する」としている。

合弁会社2社の概要は下記の通り。

【会社名】Habitat Group List Co., Ltd.
【出資比率】ハビタットグループ62%/L.Thonglor Pte.Ltd.(リスト・ホールディングス・シンガポールが設立した投資会社)38%
【事業概要】新築分譲マンションの開発・販売

【会社名】Habitat Group List 2 Co.,Ltd.
【出資比率】ハビタットグループ62%/L.Thonglor 2 Pte.Ltd.38%
【事業概要】新築分譲マンションの開発・販売

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