リクルートライフスタイルの海外旅行調査研究機関エイビーロード・リサーチ・センターは2019年６月20日、2018年に海外旅行をした18歳以上の日本人男女を対象に実施した海外旅行先の満足度に関する調査結果を発表した。
直近の旅行先について「期待通りだった」「期待していなかったが、行ってみたら良かった」の合計値を総合満足度として集計した総合部門では、前年20位だったシンガポールは10位へと大きくランクアップした。
総合部門TOP10 提供・リクルートライフスタイル
同社担当者はシンガポール上昇の要因について、「米朝首脳会談が行われたことで注目度が上がり、情報の入手が容易になったことも背景にあると予想している。（アンケート回答からは）実際に訪れた旅行者は事前に得ていた情報通り、治安が良く、食事が美味しく、コンパクトな中に多様な文化があり、観光資源が豊富で楽しいと感じた人が多いようだ。日本でも話題のIRに関して、シンガポールは優れていると思った人もいた」と答えた。
トップは昨年に続きスペイン。ただ、例年ヨーロッパが強いが、今回は台湾が３位に入るなど、アジアの健闘が際立った。