東急ホテルズ（東京都渋谷区）は2022年８月25日、東京・新宿に2023年春開業予定のホテル『BELLUSTAR TOKYO』と『HOTEL GROOVE SHINJUKU』について、グローバルマーケットにおける販売網拡大とブランド認知向上などを目的にシンガポールの上場企業UOLグループのインターナショナルホテルチェーンPan Pacific Hotels Group（CEO：Choe Peng Sum）とソフトブランド契約を締結した。
発表によると、今回締結した「ソフトブランド契約」はPan Pacific Hotels Group初の契約形態で、『BELLUSTAR TOKYO』はPan Pacificブランド、『HOTEL GROOVE SHINJUKU』はPARKROYALブランドとして、東急ホテルズが培ってきたノウハウに、アジアはじめグローバルマーケットにおいてPan Pacific Hotels Groupが確立しているブランド力と、セールス、マーケティング、会員組織等のネットワークを最大限に適合した運営の実現を目指す。
『BELLUSTAR TOKYO』と『HOTEL GROOVE SHINJUKU』は東急、東急レクリエーションが2023年４月オープンする国内最大級の超高層複合施設「東急歌舞伎町タワー」に入居する。
東急ホテルズの村井淳社長は「当社が運営を担う『BELLUSTAR TOKYO』と『HOTEL GROOVE SHINJUKU』は、これまでの東急ホテルズの枠にとどまらない新たなブランドとして開業する。今回の提携により当社が日本国内で長年にわたり培ってきたホテル運営のノウハウとサービス品質に、Pan Pacific Hotels Groupが有するグローバルマーケットでのブランド力やセールス＆マーケティング力を掛け合わせて、広く世界から多様なお客様をお迎えし、日本・新宿・歌舞伎町の独創的な滞在体験を提供していく」とコメントした。
Pan Pacific Hotels GroupのChoe Peng Sum CEOは、「2019年に締結したセルリアンタワー東急ホテルとのパートナーシップ契約の功績に新たな２つのホテルが加わることになる。この２つのホテルは、海外からのお客さまを魅了し世界の観光需要を取り込むための絶好のロケーションである新宿の中心部に位置し、当社としても今回の開業プロジェクトに大いに期待している」とコメントした。