シンガポール保健省（MOH）は2020年８月28日、新たに確認した新型コロナウイルス（COVID-19）感染者94人の概要を発表した。
内訳は、輸入症例10件（シンガポール国民／永住者（PR）７人、扶養家族パス（DP）１人、長期滞在パス（LTVP）１人、短期滞在パス（STVP）１人）、国内コミュニティ感染症例４件（シンガポール国民４人）、外国人労働者寮居住者80人。
輸入症例のうち９人は、インドからの到着者。シンガポール到着後14日間のステイホーム通知（SHN）が発行され、SHN期間中にテストを受けた。もう一人は、病気治療のため入国を許可された女性で、到着後すぐに病院に搬送された。
MOHは、新たに確認された症例の感染経路を97％特定している。
既に55,337人が完全に回復し病院または地域隔離施設から退院した。病院に入院中の71人の容態は大半が安定しているか改善している。集中治療室はゼロ。COVID-19に感染しているものの状態が良好である1,231人は地域隔離施設にいる。