鹿島は、シンガポールのアジア地域統括会社カジマ・オーバーシーズ・アジア社（KOA社）の組織再編を完了し、それに伴い社名を2019年７月19日付でカジマ・アジア・パシフィック・ホールディングス社に変更したと発表した。
鹿島は、2017年１月にKOA社の傘下に建築事業統括会社カジマ・オーバーシーズ・アジア（HQ）社（KOA（HQ）社）、開発事業統括会社カジマ・デベロップメント社を設立、KOA社から各事業統括会社にそれぞれ建築系現地法人、開発系現地法人を移管した。今回、KOA社から分社化したシンガポール建築事業会社をKOA（HQ）社に移管し、組織再編が完了した。
KOA社の社名は、KOA（HQ）社が継承し、KOA（HQ）社の社名をカジマ・オーバーシーズ・アジア社とした。
KOA社の組織再編は、ホールディング会社としての事業戦略機能および管下事業に対する統括管理機能の強化、分社化による事業責任の明確化を目的に行われた。
アジア統括現地法人の概要は下記の通り。
＜地域統括会社＞
【 会社名 】カジマ・アジア・パシフィック・ホールディングス・PTE・リミテッド（KAP）
【事業内容】アジア地域における建築・開発・エンジニアリング事業の統括、地域全体の事業戦略策定
【 代表者 】越島啓介
【従業員数】15人（2019年３月末時点、以下同じ）
＜建築事業統括会社＞
【会社名】カジマ・オーバーシーズ・アジア・PTE・リミテッド （略称：KOA）
【事業内容】アジア地域における建築事業の統括
【代表者】杉本弘治
【従業員数】13人
＜開発事業統括会社＞
【 会社名 】カジマ・デベロップメントPTE・リミテッド（KD）
【事業内容】アジア地域における開発事業の統括
【 代表者 】大石修一
【従業員数】43人
＜エンジニアリング事業統括会社＞ ※2018年1月に買収
【 会社名 】アイエフイーエムエス・PTE・リミテッド
【事業内容】アジア地域におけるエンジニアリング事業の統括
【 代表者 】Patrick Asante
【従業員数】３人
アジア統括現地法人の組織図