ヨシムラ・フード・ホールディングスは2019年11月８日開催した取締役会でシンガポール子会社及び同孫会社について組織再編することを決議した。同日発表した。11月30日（土）の契約締結、12月20日（金）の組織再編実行を予定する。組織再編が同社連結業績へ与える影響は軽微。
寿司等製造のJSTT SINGAPORE PTE.LTD.（JSTT社）、水産品卸売のSIN HIN FROZEN FOOD PTE.LTD.（SIN HIN社）、水産品加工販売のPACIFIC SORBY PTE.LTD.（PACIFIC SORBY社）のシンガポール３子会社について効率的かつ強固な管理体制を構築するため、今年４月にシンガポールに設立した地域統括会社YOSHIMURA FOOD HOLDINGS ASIA PTE.LTD.（YFHA社）の子会社とする。
具体的には、①ヨシムラ・フード・ホールディングスが保有するJSTT社とSIH HIN社の全株式を同社連結子会社YFHA社に現物出資し、YFHA社はヨシムラ・フード・ホールディングスに対し同価値の株式を新規に発行する ②YFHA社取締役及びSIN HIN社取締役のFang Chen Chun氏、Lie Hua Yee氏 とYang Yu Juan氏が所有するSIN HIN社株式各10％をYFHA社に現物出資し、YFHA社はFang Chen Chun氏、Lie Hua Yee社とYang Yu Juan氏に対し同価値の株式を新規に発行する ③PACIFIC SORBY社代表取締役Lau Seow Hua氏が所有するPACIFIC SORBY社株式30％をYFHA社へ現物出資し、YFHA社はLau Seow Hua氏に対し同価値の株式を新規に発行する――を実施する。
組織再編の構図 出典・ヨシムラフードHD発表資料
同社は、「引き続きシンガポール証券市場への上場を目指すとともに、事業の拡大を図っていく」としている。
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