商船三井のシンガポールのグループ会社Phoenix Tankers Pte.Ltd.は2023年９月４日、社名をMOL ENERGIA PTE.LTD.に変更した。
Phoenix Tankers社は原油船、LPG船、プロダクト船の３本柱で事業を展開してきた。
現在のタンカー運航隻数は、原油船がVLCC５隻、アフラマックス・タンカーが２隻、プロダクト船がMR型５隻とLRⅠ型１隻、LPG船がVLGC９隻の計22隻。このうち保有船（商船三井からの裸傭船を含む）はVLCC３隻、アフラマックス２隻、MR型２隻、LRⅠ型１隻、VLGC１隻の計９隻。
商船三井の担当者は、シンガポール新聞の取材に答え、「商船三井の英文社名の頭文字であるMOLを冠することでブランドを統一し、『One MOL』としてグループの一体感の醸成を図る」と社名変更理由を説明した。
また、事業内容について「今後は油送船事業だけでなくエネルギー事業に係る幅広い事業を担っていく」と述べた。
所在地、代表者、社員数に変更はない。