商船三井は2022年１月31日、2021年10月29日公表した2022年３月期業績予想を上方修正したと発表した。
2022年３月期通期連結業績予想数値（2021年４月１日～2022年３月31日）は、売上高を前回発表比400億円（3.3％）増の１兆2,600億円、営業利益を同比90億円（20.0％）増の540億円、経常利益を同比1,700億円（35.4％）増の6,500億円、親会社株主に帰属する当期純利益を同比1,500億円（31.3％）増の6,300億円に上方修正した。
コンテナ船事業を運営するシンガポールの持分法適用会社OCEAN NETWORK EXPRESS PTE.LTD.（ONE社）において、旺盛な輸送需要が継続、スポット賃率が想定を上回るレベルを維持しており、ONE社の業績予想が前回発表値よりも更に上振れる見通しとなったことなどが要因としている。