三菱電機は2020年９月17日、フィリピンのFA（ファクトリー・オートメーション）製品販売会社MELCO Factory Automation Philippines Inc.内に、「フィリピンFA センター」を開設すると発表した。10月１日（木）からサービス業務を開始する。これまで、フィリピン地域のFA製品のサービスは、主にシンガポールのアセアンFAセンターが担っていた。
発表によると、フィリピンでは近年、日系企業が多数進出するなど、電気・電子、自動車、食料・飲料等の広範な業種で、FA製品の幅広いサービスに対する要望が高まっているという。
三菱電機は「フィリピンFAセンター」を開設することで、FA製品に関するトレーニング、技術相談、システム提案をタイムリーに提供し、市場ニーズにより迅速かつ柔軟に対応するとしている。
同社広報担当者は「フィリピンFAセンター開設に伴うアセアンFAセンターの組織縮小はない」とコメントした。
フィリピンFAセンターの概要は下記の通り。
【 所在地 】MELCO Factory Automation Philippines Inc.（メルコ・ファクトリーオートメーション・フィリピン内）
【 開設日 】2020年10月１日
【 サポート地域 】フィリピン国内
【エンジニア人員】31人（内、日本人１人）
【 業務内容 】FA製品の技術相談、システム提案、製品トレーニング、修理
【 主な対象機種 】シーケンサ、インバーター、サーボ、表示器、ロボット
【 対応言語 】日本語、タガログ語、英語