SBIヘルスケアは、Aktivolabs Pte.Ltd.（本社：シンガポール）と日本国内での実証実験に関する基本合意を締結した。2025年1月17日発表した。
Aktivo Labs社は2017年設立。デジタルヘルスプラットフォーム『Aktivo®』を開発・提供している。『Aktivo®』は最新のデータ分析技術を活用し、特定の集団における慢性疾患のリスクをリアルタイムで分析・数値化できる。現在、約150万人の利用者に活用されている。
SBIヘルスケアが提供する生活習慣改善アプリ（SBIヘルスケアアプリ）では、日々の行動目標の達成状況や健康指標の記録、専門コーチとのコミュニケーションを実施してきた。しかし、多くの健康管理アプリ同様、日々の入力の手間やアプリ立ち上げの動機付けの弱さからその稼働率向上が課題だった。
今回の基本合意の一環として、SBIヘルスケアアプリに『Aktivo®』のAktivo Score、ダッシュボード、各種チャレンジ（ランキング）などの機能が導入される。ユーザーはSBIヘルスケアアプリを立ち上げるだけでモーションデータを活用し算出された健康スコアを確認できるようになり、自発的な行動変容のサポートが可能となる。専門コーチはユーザーの慢性疾患リスク予測を踏まえたコーチングを実現できる。また、ランキング機能等のゲーミフィケーションの充実によりモチベーション高く取り組むことが期待できるという。
実証実験では、『Aktivo®』を導入したSBIヘルスケアプリを提供することで、アプリの稼働率や行動変容、健康指標の改善状況等への効果の検証を行う。また、生活習慣病患者だけではなく、生活習慣病予備軍に対するサポートアプリとしての活用についても検討する。
◇Aktivolabs Pte.Ltd.
【代表者】CEO：Gourab Mukherjee
【所在地】61 Robinson Road,Level 7,Singapore 068893