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日揮HD、豪イクシスLNGプロジェクトで訴訟に、シンガポールで仲裁進行中

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日揮ホールディングス2021年5月10日、4月16日付で横浜地方裁判所に訴訟を提起されたと発表した。

日揮ホールディングスの発表によると、日揮ホールディングスグループは、米国KBR社と千代田化工建設と共同でジョイントベンチャー(JV)を組成し、INPEXの持分法適用関連会社で原告であるICHTHYS LNG PTY Ltdから2012年に液化天然ガス等を生産する陸上ガス液化プラントの設計・調達・建設役務を受注し、既に全プラント設備を完成、引渡した。

同プロジェクト遂行の過程では、下請業者からの追加費用請求に関して、原告ICHTHYS LNG社がJVに対して金7億5,772万7,884.46豪ドルの資金提供を行う証書が合意され、実行されたが、その後この資金の精算手続きに係る争いが生じ、シンガポールで仲裁が行われているという。

この仲裁が進行する中、原告ICHTHYS LNG社はJVに対して2020年12月末時点で提供資金の全額返還を求めたが、証書に基づく正しい精算手続きが行われておらず、この仲裁判断もなされていないため支払義務はないとの理由により、JVは支払を行わなかった。

これを受けて、原告ICHTHYS LNG社は、同プロジェクト遂行に関してJVの親会社である米国KBR社、千代田化工建設、日揮ホールディングスが提出している親会社保証状に基づき、2021年1月15日付書簡にて親会社各社に対して同額の返金を求めたが、親会社各社はJVと同様の理由により支払を行っていない。

なお、JV内での責任分担割合は日揮ホールディングス40%、米国KBR社30%、千代田化工建設30%という。

日揮ホールディングスは「この訴訟の内容を精査した上で適切に対応する」とし、この訴訟が当社業績に与える影響は現時点では不明としている。

原告及び訴えの概要は下記の通り。

【 名称 】ICHTHYS LNG PTY Ltd
【所在地】豪州連邦西オーストラリア州パース市セント・ジョージス・テラス100 22階
【代表者】代表取締役 村山徹博

【訴えの内容】証書に基づき原告ICHTHYS LNG社からJVに提供された資金全額について、日揮ホールディングスに対して親会社保証状の履行による代位弁済を求めている。
【訴訟の目的の価額】金7億5,772万7,884.46豪ドル及び訴訟費用
 

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千代田化工建設は2021年5月10日の発表の中で、「当社は直接提訴をされていないが、原告に対しては日揮、米国KBR社と連帯責任を負っており、本訴訟の結果次第では三社間の契約に基づく責任分担割合に従って責任を負う可能性がある」と記した。

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